子育て中でもロードバイクやクロスバイクなどの趣味の自転車を子どもと一緒に楽しみたいかたへ。
自転車でけん引できるベビーカー、チャイルドトレーラーという選択肢はいかがでしょうか。
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チャイルドトレーラーとは?
自転車の後ろに接続して引っ張る(けん引する)ベビーカーです。切り離してベビーカー単体としても使えます。
欧米では”Bike trailer”と呼ばれ、幼い子どもを自転車で連れて歩くといえばこれしか選択肢がないくらい。
日本ではまだ一般的ではありませんが、最近徐々に人気が出てきています。
使用感のレビューやメリット・デメリットが知りたいという方はチャイルドトレーラーとは?メリット・デメリットは?という記事もどうぞ。
趣味の自転車でチャイルドトレーラーをけん引するために
自転車でけん引するには、1歳以上で「ヘルメットをかぶった状態でしっかりお座りできること」が子どもの安全を守るための絶対条件です。
今回ご紹介するチャイルドトレーラーには0歳児のための乳児用スリングを装着することができますが、これはあくまでベビーカーとして使う場合のためのものです。
最大では体重22kgまでの子どもを乗せられるものが多いです。だいたい小学校入学ころまでですね。
また、お手持ちの自転車に「チャイルドトレーラーを接続するための金具」が装着できるかどうかも確認しておく必要があります。
ただ、この記事でご紹介するバーレーやスーリーのチャイルドトレーラーは、金具が他の部品に干渉する場合にアダプターを追加できるようになっていますので、それほど心配する必要はないでしょう。
趣味の自転車のためのチャイルドトレーラーの選びかた
基本的なチャイルドトレーラーの選びかたは別の記事でもご紹介していますが、長距離ライドを楽しむとなると事情が異なってきます。
以下のポイントを押さえているものとして、ハイエンドモデルかそれに準ずるものを選ぶ必要があります。
- 子どもが長時間の乗車を楽しめる快適さ
- 電動アシストがないので軽量なもの
子どもが長時間の乗車を楽しめる快適さ
子どもの快適さに影響を与える要素は4つあります。
- 厚みのあるシート
- サスペンション
- 室内の広さ
- リクライニング機能
この中で機種によって差が出るのは室内の広さ(特に室内幅)です。
2人乗りでは3歳くらいまでは気にならないかと思いますが、それ以上になると幅が狭く感じるようです。
わが家はやや大きめの男の子の双子ですが、4歳になるころから乗車のときにたびたび「せまい~」と文句を言っています。シートベルトを装着するときに身動きがとりにくいようです。
乗車してしまえば問題ありません。10分程度の保育園送迎には卒園まで使用しました。
チャイルドトレーラーの2大メーカーであるバーレーとスーリーの上位モデルではクッション性のあるシートパッドとサスペンション、リクライニング機能が備わっています。
サスペンションは小さい子どもを乗せる場合は特に重要です。30分以上走行するのであればあったほうがいいでしょう。
この記事では二人乗りのチャイルドトレーラーをご紹介していますが、リクライニング機能は3パターンに分かれます。一人ずつ独立して調整できるもの、二人同時に調節するもの、リクライニングできないものです。
長時間走行していると片方だけが眠ってしまうことがありますので、ひとりずつ調節可能なタイプだと安心です。
チャイルドトレーラーの軽量さ
電動アシストのない自転車でけん引する場合には、チャイルドトレーラーの重量に注意したほうがいいでしょう。走行時の快適さに直接かかわってきます。
趣味の自転車のためのチャイルドトレーラーのおすすめ
D’LITE X(ディーライトX)
車体が軽く室内幅が広い、欧米でも人気のモデル!
あらゆる機能が搭載され、使いやすさにこだわっています。
おすすめ度 | |
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メーカー | Burley(バーレー) |
シート | シートパッド、ヘッドレストあり |
サスペンション | あり(調節可能) |
室内の広さ(幅×高さ) | 66×60.9cm |
リクライニング | ひとりずつ調節可能 |
車体重量 | 13.8kg |
D’LITE Xは実店舗で試乗・購入できるお店が全国にありますので、お近くにあれば問い合わせてみてください。
Chariot Cab(チャリオットキャブ)
2大チャイルドトレーラーメーカー、スーリーの上位モデル。
堅牢でスタイリッシュなデザインが人気!
おすすめ度 | |
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メーカー | Thule(スーリー) |
シート | シートパッド、ヘッドレストあり |
サスペンション | 調節可能 |
室内の広さ(幅×高さ) | 57×71cm |
リクライニング | ひとりずつ調節可能 |
車体重量 | 16.5kg |
Chariot Lite 2(チャリオットライト2)
Chariot Cabの下位モデル。
安価だが軽量で、必要十分な機能をそなえており高コスパ。
おすすめ度 | |
---|---|
メーカー | Thule(スーリー) |
シート | シートパッドなし |
サスペンション | あり(調節不可) |
室内の広さ(幅×高さ) | 57×68cm |
リクライニング | なし |
車体重量 | 12.5kg |
趣味の自転車のためのチャイルドトレーラーまとめ
趣味の自転車でのチャイルドトレーラー選びのポイントは以下のとおりです。
迷う場合には、バーレーのD’LITE Xを選べば間違いありません。