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子乗せ自転車の問題点…転倒・転落事故から子どもを守る方法は?

子乗せ自転車の転倒イメージ
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街でよく見る3人乗りの「子どもを前後に乗せている電動自転車」って危ないなと思ったことはありませんか?
歩道を走行するのは基本的には違法になると知っていますか?

わが家は双子の保育園送迎にチャイルドトレーラーとeバイクを使っています。
1年半乗っていますが、子乗せ自転車よりも安全快適に運転できます。

ほかにも思わぬメリットがたくさんありました。
双子だけでなく、年子や2~3歳差のお子さんを育てている方にもぜひ使ってもらいたいと思います。

この記事を読んでもらいたい人
  • 保育園や幼稚園の送迎に使う自転車を検討している
  • 子どもを乗せる自転車の転倒がこわい
  • 子どもを乗せたまま自転車で転倒したことがある
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一般的な子乗せ自転車の問題点3つ

双子の保育園送迎ために、なぜわたしが一般的な子乗せ自転車ではなく、あえてチャイルドトレーラーという選択肢をとったのか。
それは子乗せ自転車に大きな問題点が3つあったからです。

  1. 双子で子乗せ自転車を使えるのは2~3歳のときのみ
  2. 子乗せ自転車は運転時・子どもの乗り降り時に不安定になる
  3. 子乗せ自転車は不安定なのに歩道を走行できない

双子が2~3歳で「でもやっぱり普通の子乗せ自転車がいいな…」という方は一度レンタルしてみることをおすすめします。

それでは、3つの問題点について詳しく説明しますね。

問題点1:双子で子乗せ自転車を使えるのは2~3歳のときのみ

双子の通園用に自転車選びをしはじめたころ、近所の自転車屋では一般的な子乗せ自転車をすすめられました。

「本当はダメなので内緒ですけど」と前置きして…

特に前の座席に乗せられる期間は短いです。
一般的な子乗せ自転車は、前に乗せる子は4歳未満かつ15kg以下とメーカーで推奨されています。

つまり、4歳以上の双子を乗せることはできません
双子に焦点をあてていますがこれ、2歳差育児で4歳と6歳を乗せるのもダメってことです。

年子や2歳差なんて世の中にありふれていると思うんですけど、皆さんどうしてるんでしょう?
双子だけの問題じゃないんですね…

わたしは双子卒園の6歳まで自転車で送迎することを考えていたので、一般的な子乗せ自転車は使えないことがわかりました。

現状、4歳以上の幼児を2人以上、自転車で合法的に運ぶには、チャイルドトレーラーかふたごじてんしゃの2択です。

問題点2:子乗せ自転車は運転時・子どもの乗り降り時に不安定になる

自転車ってハンドルが重いと操作が不安定になりますよね。
わたしは、10kgの米袋をかごに乗せただけでグラグラになります。

最近の子乗せ自転車は重心が低く、ハンドルも比較的安定して運転できるよう改良されてきていますが、やはりひとりで運転するのとは安定感が違います。

自転車の前側に子どもを乗せる場合、法律上は最大15kgまで可能です。
でもわたしは15kgの子どもを乗せて転ばずに走行できる自信がありませんでした…

米袋なら転んでぶちまけてもお財布が痛むだけですが、子どもを乗せたまま転倒したら、いくらヘルメットをしていても怪我する可能性があることは明らかです。

実際に悲しい転倒事故もたくさん起こっています

何度も同じような事故が起こっているのに、転倒の防止策が「気をつける」だけなんて…

安全対策の基本は「人間はミスをするものだから、システムを改善してミスを減らす」という考え方です。
根本から考え直したほうがいいのではないでしょうか。

一方、チャイルドトレーラーは自転車の後輪に接続するだけなので、運転に影響はほぼありません。
また仮に自転車が転倒したとしても、チャイルドトレーラーは自立しているので子どもたちが一緒に転倒することはありません。

チャイルドトレーラー転倒

ひとりっ子だとしてもチャイルドトレーラーをおすすめしたいです。

問題点3:子乗せ自転車は不安定なのに歩道を走行できない

たとえ子どもを乗せていたとしても自転車は車道を走行しなければなりません
自転車が歩道走行を許可されるのは運転者が子ども高齢者身体障害のある人のみです。

(普通自転車により歩道を通行することができる者)

第二十六条 法第六十三条の四第一項第二号の政令で定める者は、次に掲げるとおりとする。

一 児童及び幼児
二 七十歳以上の者
三 普通自転車により安全に車道を通行することに支障を生ずる程度の身体の障害として内閣府令で定めるものを有する者
道路交通法施行令より引用

例外として、「自転車通行可」の標識がある歩道は走行できます。

歩行者自転車標識の画像

標識のない歩道や自転車走行帯があるのに歩道を走っている子連れのママチャリさん、たくさんいますけどみんな違法です。

でも、子どもを前後に乗せた自転車で車道を走行するのって怖くないですか?
不安定でふとしたことで転倒しかねませんし、そこに後ろから車が走ってきたらと思うと…

対して、チャイルドトレーラーはしっかりとしたフレームで子どもが守られています
また、圧倒的に転倒しにくい構造です。

ただ、2人乗り用だと横幅は多少とります。
自転車が車道走行をすることは、車からすると邪魔なのは確かなんでしょう。
しかし、危険かといわれるとそうでもありません。

狭い道では、わたしはすぐに自動車に道をゆずります。
自転車からすると路駐している車も邪魔なので、ここはお互い様ですよね。

チャイルドトレーラーを使って4年になりますが、あおられるなどの怖い目にあったことはありません。
原付を運転しているときのほうが、あおられたり幅寄せされたりと怖い思いをしました…

ルールとマナーを守って、お互いに気持ちよく過ごしたいですね。

自転車が車道を走ることは最近のスポーツバイクの流行で一般的になってきていますので、これも追い風になるでしょう。

子乗せ自転車の問題点まとめ

子どもを乗せた電動ママチャリってとてもよくみかけますよね。
自転車屋さんに行くと子乗せ電動自転車しか選択肢がないと思います。

ですが以下のように問題が多く、わたしはあまりおすすめしません。

  1. 双子で子乗せ自転車を使えるのは2~3歳のときのみ
  2. 子乗せ自転車は運転時・子どもの乗り降り時に不安定になる
  3. 子乗せ自転車は不安定なのに歩道を走行できない

こどもたちを自転車で連れて歩くにはチャイルドトレーラーとeバイクの組み合わせが一番いいと思います。

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それでも、双子が2~3歳で「やっぱり普通の子乗せ自転車がいいな…」という方は一度レンタルしてみることをおすすめします。