チャイルドトレーラーは自転車の後ろにつないで走行できるベビーカーのようなもの。
海外では一般的ですが、日本ではまだ普及しておらず「事故に遭うのでは?」と思うと怖いですよね。
私はチャイルドトレーラーを使い始めて4年になりますが、子どもを連れているときに事故に遭ったことはありません。
ですが先日、一人で自転車に乗っている時に車にひかれました。
首のむち打ちと肋骨を痛め3ヶ月ほど苦しんだものの、子どもを連れていた時でなくて本当に良かったと思います…
そこで、私の事故の状況から「自転車で子どもを連れていたらどうなっていたのか」を考えてみました。
結論、「チャイルドトレーラーを選んだことは間違っていなかった」と確信しています。
実際にあった事故の状況
事故に遭ったのは双子を保育園に送った直後、自転車通勤中。
車も人も少ない住宅街の優先道路をまっすぐ進み、見通しの悪い十字路を通過しようとしました。
そこで一時停止不停止の車と出会い頭に衝突!
車のフロントバンパーに自転車の前輪が当たる形でした。
双方スピードを出していなかったのですが、自転車と私は1メートルほど跳ね飛ばされて倒れました。
自転車の前カゴに入れていたバッグは3メートルほど離れた場所に落ちていました。
もし自転車に子どもを乗せているときに事故にあったら?
で、これが双子を連れていた場合なら、どうだったでしょうか?
子ども乗せ自転車で車と衝突した場合
まずは、街でよく見る子ども乗せ自転車で子どもを乗せていた場合を考えてみます。
双子を一般的な子ども乗せ自転車に乗せる場合、前カゴ側に一人、後ろに一人乗せる形になりますよね。
チャイルドシートのベルトが腰だけだった場合、おそらく前側の子どもはシートから放り出されていたでしょう。
肩までとめられる5点ベルトならまだマシでしょうが、自転車が倒れたぶんだけ頭と体が地面に叩きつけられます。
もちろん後部座席でも状況は同じです。
考えるだけでゾッとします…
チャイルドトレーラーで車と衝突した場合
チャイルドトレーラーで同じ状況の事故に遭った場合はどうでしょうか。
チャイルドトレーラーは自転車の後方に接続して使います。
子どもたちは地面に近く大きな両輪で支えられており、安定した作りです。
また、トレーラーは自立しているため、自転車が転倒した場合もトレーラー自体が倒れることはありません。
もし自転車が車とぶつかって倒れても子どもたちは無事です。
最悪、車がチャイルドトレーラーに横から直撃して横転したとしても、子どもたちはトレーラーのフレームに守られているため轢かれることも放り出されることもありません。
自転車の交通事故は「出会い頭」が第一位
自転車事故は実際、どんな状況で置きやすいのでしょうか。
都内のデータですが、警視庁が発表している統計があります。
1位 交差点での出会い頭の衝突
2位 車両単独
3位 交差点での右左折時
私が事故にあったのと同じ、交差点での出会い頭が最も多いようです。
一方でチャイルドトレーラーは車の運転者から視認しにくいため、付属のフラッグを立てるようにしましょう。
まとめ:チャイルドトレーラーは交通事故にあっても被害が小さくなりやすい!
以上、自分が事故にあった体験から「子どもを自転車で連れていたら?」を考えてみました。
自転車は機動力が高く子連れには便利ですが、車との事故では弱者です。
万が一の場合、一般的な子ども乗せ自転車を選んでいたら私は後悔すると思います。
大事な子どもたちを守るために最善を尽くしたい、と改めて思いました。